複利の力 蓄財だけでなく人生にも有効 投資して良かったもの

この所の株高で複利(利息にさらに利息がつき、雪だるま式に増えていくこと)の力を実感していますが、金銭の投資だけでなく、経験や教育、スキルにも同じことがいえると実感しています。例えば、英語が流暢な人なら、職業選択の幅が広がりますし、それによってさらにキャリアアップすることも可能です。若いうちに勉強や経験を積んでおけば、将来の可能性がずっと広がります。

それほど真面目な話じゃなくても、早くに投資して置いて良かったなと思うことがいくつかあるので、挙げてみました。軽い話題です。

マチュピチュ
友人と旅したマチュピチュ

旅行

コロナ禍を除いてこの10年ほどは毎年、海外&国内旅行に行っています。遺跡などは歩くのも結構ハードなので、若いうちに行っておくのが良いと思います。特に、友人と行ったペルー&ボリビアの旅は55万円ほどして、支払う時には一瞬「うっ」と思いました。しかし、会社員でまとまった休みを、しかも友人と合わせて取れる機会はそう訪れませんし、今振り返っても行って良かったと思います。

これと複利とどう関係するのか説明が難しいのですが、若いうちにしか楽しめないことであるというのはもちろん、若いうちに見聞きしたことがその後の人生の選択や、人間としての奥深さにも関係してくると思うのです。これは次の項目にも関わってきます。

ちなみに、マチュピチュに行ったら、欧米系のおじいちゃん&おばあちゃんが結構いらっしゃいました。20代の我々ですら高山病を恐れていたのに、すごいタフだし、気持ちも若いなと感心しました。

留学

高校時代に1年間、交換留学をしました。費用は航空費込みで年間70万円くらいだったと思います。親に感謝。しかし、20年近く経つのに、最近までこの留学経験をなかなか肯定できずにいました。というのも、行く前はビバリーヒルズのような海外の高校生活謳歌をイメージしていたのですが、微妙な田舎で学校は厳しく、平日は帰って宿題、土日も友達はみんなアルバイト。高校生なので、一人で旅行にも行かせてもらえず。また、高校生では会話ができないと友人を作るのも難しく、自分を表現できずに10ヶ月があっという間に過ぎてしまいました。もし日本に残っていたら、受験勉強や、あるいは美術系の道に進むことを真剣に考えるなど、選択肢が増えていたのではないか。そう悔やまれました。

なぜ肯定できるようになったかというと、社会人になって辛い経験をした際などに、へこたれなかったから。国際的な物事を考えるときに、海外の感覚が分かるから。一つの価値観が絶対ではないと知っているから。留学中は孤独で、一人でいる時間も長かったのですが、いつも考え事をしていました。じっくり考えることで、多少の思考力もついたと思います。短期間では見えない効果ですが、振り返ってみると、あの時にキッカケがあったと思います。

留学というと、「英語が喋れるようになって羨ましい」とも言われるのですが、英語はやる気さえあれば、社会人になってからでも十分鍛えられます。モチベーションがあった方が上達できます。留学直後に840点だった点数を、昨年970点にした経験からも言えます(TOEICを970点に上げた話)。むしろ、受験対策では留学していた分、1年間の数学やら歴史やらの勉強の遅れを取り戻すのが大変でした。

英語学習は2021年からオンライン英会話を初めているので(過去の投稿)、いつかこの効果もTOEICの点数以上に感じられるといいな〜と楽しみにしています。

脱毛

これは本当やって良かったです。笑 総額60万円くらいかかりましたが、当時、平日にも休みが取れる部署にいたので、女性は結構やってましたね。私が中学生くらいの時、雑誌には「全身脱毛200万円」とか広告が出ていた記憶です。ここまで価格が下がるなんて。今でも安いとは言えない金額ですが、精神的なメリットが大きすぎます。

冬場でも、パッと腕まくりをした時とか、髪を上げた時とか、スカートをはいた時とか、「あ、まずい」と思うことがなくなります。こんなに楽になるなら、絶対に若いうちにやった方がお得。若い方が肌の露出も多いですし。最近の子は大学生とかでやるのかな?男性も髭脱毛増えていますよね。もし女の子ができたら、半額くらい私が負担して、早めに脱毛させてあげたいです。

栄養の知識

そのうち、実利的に人生に影響のあった本をまとめようと思っているのですが、20代で栄養の知識を身につけたことも大きな財産になっています。知識というほど大したことではないのですが、ショートニングや人工甘味料が体に悪いとか、どんな野菜にどんな栄養が含まれているとか、1日に必要なタンパク質の目安とか、本当に基本的なことです。たまに同僚が菓子パンを食べていると「あ、ダメだよ。教えてげたい」と思うのですが、もちろん余計なお世話なので何も言いません。

夫は結婚してから、健康診断の数値が良くなり、抗酸化力も褒められたそうです。「サプリ飲んでるんですか?」とお医者さんに聞かれたとか。それを聞いて、「私の食生活は間違っていなかったんだな」とニンマリしました。毎日の積み重ねとなる食生活こそ、まさに複利の力が大きく働く分野かもしれません。

おまけ

国内旅行に行った時に、日本史が全然分からず、最近は「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書」というので、おさらいしています。旅行をさらに楽しめるようになることを期待して。

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