束の間のFIRE体験

子供が生まれて

先日、第一子が誕生しました。奇跡のようなことだと思います。自分もついこの間まで子供だった気がするのですが、子供ができたことで、命や時の循環に思いを巡らしております。ちょうど、母と同じ年齢での出産だったのですが、いつも母の子供自体の話は遠い昔のような気がしていました。(だって、話に進駐軍とか出てくるから)この子にとっても、私の子供時代の話は大昔の出来事のように感じるのかな。この子が私の年齢になった時は、どんな社会になっていて、何を思って生きているのかな。

そんなわけで、全然更新できていませんでした。3月末の資産状況も、手元ではまとめていたのですが(^^;

「育児は大変」と聞いてはいたものの、どこか人ごとで、まさかこれほどとは。とにかく、予定が立てられません。特に我が家のベビーは昼間に全然寝ないので、ゆっくりする時間が全くありません!是非はともかく「泣いても放っておけ」という人はいますが、まるで携帯のアラームが爆音でなっているようで、とても無理。双子とか、上の子がいる人は一体全体どうやってるんだ。今日は珍しくまとまったお昼寝をしてくれたので(涙出るほど嬉しい)、久しぶりにブログを更新できました。

自分はFIREに向いているのか

さて、ブログテーマに沿った本題。よく、FIREに向く人と、向かない人がいると言いますよね。暇を持て余して再び働きたくなる人も多いとか。産休に入ったことで、FIRE生活を疑似体験することとなりました。実際にFI(経済的自立)でもRE(早期退職)したけでもないし、まだ数ヶ月のことなのでなんとも言えませんが、自分はやっていけそうな気はしています。

働かないと何がつらいか

休みに入った当初は毎日、虚無感に襲われていました。「あ、私、今日も何もしていない。何も生み出していない」と。夫に「休めて羨ましい」と言われるたびにキレてました。笑(まあ、臨月の妊婦は体調とか色々大変ですから、純粋な休みと思われると困る)働くことはそれだけで、価値を生み出しているわけですからね。手当があるとはいえ、収入が大幅に減るのもストレスです。これまでと同じペースではお金は貯まりません。

同時に、やはり人との接触が絶たれたことがインパクト大でした。私は一人大好きですが、それでも丸一日夫以外と会話しないとなるとキツい。定年後の居場所づくりの大切さが説かれる理由が分かりました。友人は大事です。

解決策

これではまずいと、産休中に資格取得の勉強を始めたのですが(これは子供が生まれたことで一時中断……涙)それだけではどうにも。で、子供の服作りとか、菓子作りとか、メルヘンチックなことに手をつけたら、これが楽しくて楽しくて。(やはり内向型)別にうまくありませんが、そんなのどうでもいいのです。忘れていたのですが、小学校〜大学時代まではこういう手仕事とかものづくりが大好きだったんですよ。時間を忘れて狂ったように没頭できます。大きなお腹で同じ姿勢をとり続けて苦しくなったため、仕方なく制限時間を設けた程でした。「美味しい」とか「可愛い」とか人に言ってもらうことで、承認欲求も満たされたんでしょうね。うん、FIRE悪くない、悪くないです。

あと、平日自由になるので、出産前は土日は大行列の飲食店にも何店か行きました。あれは良かったですね。

総括

ということで、短い間ではありますが擬似FIRE体験を通して感じた、FIRE後にネックとなりそうなのは 

①社会とのつながりが絶たれる ②承認欲求が満たされない ③収入の減少

社会とのつながりはこれまでの交友関係などを大事にするとして、②と③については、本当は副業ができるといいんですけどね。退職に向けてソフトランディングできます。ただ、承認欲求は際限がないので、やはり没頭できる趣味があると強いです。また、③については、目まぐるしい相場展開の中でも、これまで通りコツコツと積立を続けることで、カバーしようと思います。(ここのところ、追加で投信を購入。このお話はまた今度)

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